【遺言】を準備しましょう。

神奈川県藤沢市の司法書士 加藤義則です。ご利用ありがとうございます。家の中を整理して不要になった洋服や靴をメルカリに出品してます。同じ趣味の人に購入いただけると嬉しいですね。自分にとっては不要でも他の人にとって必要なものを仲介するサービスは時代のニーズにマッチしていると思われます。

それでも米国の事業は苦戦をしいられていると報道にありました。米国では不要品を自宅ガレージで販売するようです。国民性や慣習の違いなのでしょう。今後の米国における事業がどのように進展するか個人的にも注目しております。

今日は遺言のすすめです。遺言相談はよくある相談の一つです。お子さんがいない方は特に将来の財産の承継について考えておきましょう。承継してほしい人がいれば遺言を作成しておくと安心です。

遺言がないと相続人の間で遺産分割協議をしなければなりません。印鑑証明書も必要になります。普段から親戚付き合いをしていれば連絡を取り合うこともできますね。最近は以前のような親戚付き合いをしない傾向があります。連絡先がわからなければ調べようがありません。

そのうような手間暇を事前に回避し自分の財産の処分方法を生前に決めておけるのが遺言です。遺言者の最後の意思表示ですね。

そして遺言として法的に効力がある有効な遺言である必要があります。コストはかかりますが公正証書遺言がよいでしょう。以前当事務所で確認した自筆証書遺言が形式を満たしておらず遺言として使用できないケースもありました。

自分はこの世にいないから財産なんてどうなってもよいと思うのは自由ですが、少なくとも関係する人は、コストが発生する場合もあるので、せめて相続手続きは円滑だと喜ばしいと考えるのではないでしょうか。

司法書士は、遺言の作成支援から実行までさまざまな業務を担っております。公正証書遺言の作成は公証役場との連絡調整、証人立ち合い、遺言執行者の就任・実行とサポートさせていただきます。また遺言者が署名できない状況や入院している場合など公証人と一緒に出張しての作成も可能です。